DXの推進を『外部人材活用』によって成果をあげた3つの事例

2021年06月09日 21:27 #生産性向上#DX推進

「DXを推進するぞ!」と経営層からミッションとして課せられたものの、何から手をつけてよいのか分からない、と悩む企業は少なくありません。

 

また、一歩踏み込んで「人事制度をDX化しよう」とか「営業活動でデジタルツールを活用しよう」などと考えるもノウハウがなく、なかなか進めることができていないという話もよく耳にします。

 

どの企業でも「社内人材だけでは対応することが難しい」という理由が大半のようですが、そんななか「外部人材の活用」が注目されています。

 

実際にDXを推進している企業のなかでも、効率的かつ無駄なくプロジェクトを進めるために「顧問紹介サービスによる外部人材の活用」という選択をして成果をあげる企業が増えてきているのです。

 

それでは実際に、どのような課題に対してどのような顧問に支援をしてもらっているのか、事例をご紹介していきましょう。

 

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<目次>

 

◆従業員数50人の設備工事会社でDXを推進した事例

(1)紹介された顧問・Aさん

(2)顧問に支援いただいた内容

(3)成果

◆売上規模300億円の証券会社でDXを推進した事例

(1)紹介された顧問・Bさん

(2)顧問に支援いただいた内容

(3)成果

◆大手メーカーでRPA導入によりDXを推進した事例

(1)紹介された顧問・Cさん

(2)顧問に支援いただいた内容

(3)成果

◆2,000社以上の実績を誇る「パソナ顧問ネットワークサービス」

 

◆従業員数50人の設備工事会社でDXを推進した事例

 

売上12億円、従業員数約50人の設備工事会社では、以下のような課題がありました。

 

・現行の販売管理システムのサポートが終了してしまう

・新しいシステムを導入する必要がある

・しかし、社内でシステムに精通した人材がおらず、社長が自ら対応している

・パッケージの販売会社との導入支援契約はあるが、期待したものではなかった

・システム導入の工数に圧迫され、本来の社長業もままならなくなってきた

 

そこで、「顧問紹介サービス」によって顧問を紹介してもらうことに。

 

 

(1)紹介された顧問・Aさん

 

・大手スーパーで社内SE を務め、飲食業界で発注・物流・売上など全社最適システムを導入

・その後IT 企業にて新基幹システムの導入を実施

・現在はフリーランスとして様々な企業のシステム導入をサポートしている

 

 

(2)顧問に支援いただいた内容

 

・担当者から現状の業務の流れをヒアリングし、業務フローを整理

・既存パッケージの把握と新パッケージの仕様理解

・ギャップ分析・「ToBe」の作成・サービスイン後の業務フローの作成

・パッケージの設定作業(付随するマスタ情報の取りまとめ等含む)

 

(3)成果

 

9 ヶ月という期間で新販売管理システムを速やかに導入することができ、DX化が加速しました。

 

 

 

◆売上規模300億円の証券会社でDXを推進した事例

 

売上規模300億円、従業員数約300人の証券会社では、以下のような課題がありました。

 

・顧客データはたまっているが、活用できていない

・たまっている顧客データを活用して、証券業のさらなる売上拡大を図りたい

・また、証券業とは異なる新規事業も検討していきたい

 

そこで、「顧問紹介サービス」によってプロ人材を紹介してもらうことに。

 

 

(1)紹介された顧問・Bさん

 

・大手電機メーカーに務めた後、現在は大学教授

・最先端のデジタルマーケティングやビッグデータ技術の研究開発に携わっている

 

 

(2)顧問に支援いただいた内容

 

・DMP(Data Management Platform)の活用

・既存データの動的リマーケティング(パーソナライズリマーケティング)を実施

・たまっている顧客データの活用方法について戦略を策定

・顧客データのスコアリングを設計し、スコアをもとにDMの送付

・DMの送付結果をもとに次の戦略を策定し推進

 

 

(3)成果

 

たまっていた顧客データを活用し、広告をパーソナライズ化することに成功しました。さらに、新しいビジネスの検討にも着手しています。

 

 

 

◆大手メーカーでRPA導入によりDXを推進した事例

 

売上1兆円規模、従業員数15,000人の大手メーカーでは、以下のような課題がありました。

 

・グループで統一されているシステムを使用していたが、どうもフィットしていない

・新しい請求管理・顧客管理システムを開発して業務効率を図っていきたい

・しかし、社内にシステムに詳しい人がいない

・システムの開発はおろか、選定もできない

 

そこで、「顧問紹介サービス」によってプロ人材を紹介してもらうことに。

 

 

(1)紹介された顧問・Cさん

 

・外食企業や小売企業にて経営企画を経験後、システム関連業務に従事

・現在は個人事業主としてIT を活用した業務改革コンサルを行っている

・経営企画とシステムの両面から最適な業務改善が可能

 

 

(2)顧問に支援いただいた内容

 

・業務効率を向上させるための現状把握として、現場の社員にヒアリング

・新システムの開発ではなく RPA を導入することで業務効率は上がると判断

・各部署から1 名ずつメンバーを抜粋し、プロジェクトを発足

・RPA プロジェクトの PM として、完成までのロードマップを策定

・業務の棚卸をし、RPA 化できる業務の洗い出し

・優先順位をつけてRPA 開発会社へ依頼し、要件定義から導入までをサポート

 

 

(3)成果

 

1 年で請求業務・顧客管理業務の RPA 化が完了し、月間120 時間の業務時間短縮を実現しました。また、社内メンバーが顧問のノウハウを吸収し、今後は独自でRPA 化を進めていけるほどになりました。

 

 

 

2,000社以上の実績を誇る「パソナ顧問ネットワークサービス」

 

今回ご紹介した事例は、私たちのグループで展開する『パソナ顧問ネットワーク』で実際にDX支援として行われた案件のほんの一部です。

 

『パソナ顧問ネットワーク』では、豊富なノウハウや人脈を持つ顧問が多数登録してくださっており、既に2,000社以上の実績を誇ります。

 

顧問の皆さまのバックボーンは、下記の通り様々です。

 

・上場企業の役員経験者

・上場企業の管理職経験者

・特定領域に高い専門性を持つ経営者

・特定領域に高い専門性を持つフリーランス

 

そんな顧問の支援を「必要な期間だけ」「低リスク」「低コスト」で受けることができ、貴社の抱えるDX推進の課題をスピーディーに解決することができます。

 

DXを推進するにあたって社外人材の活用をご検討の際には、ぜひご相談くださいませ。

 

 

▼「パソナ顧問ネットワークサービス」

https://www.pasonagroup.biz/service/komonnetwork

 

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